アメリカのユーススポーツ事情

更新日 : 2017年11月29日

ご無沙汰してしまいました!
7回目の今回は、アメリカのユーススポーツ(youth sports)事情に触れたいと思います。それぞれのスポーツには様々なスキルが問われますが、それらをどう表現するのかを盛り込み、さらに応援や歓声で使う言葉も紹介します。

日本でも小さな頃からダンスやサッカー、野球、スイミングなど、スポーツを習わせる親御さんも多いでしょう。
体操教室やアイススケート、乗馬、テニス、ゴルフなど、子供たちが触れるスポーツの幅も近年ではグンと広がりました。
選択の理由や経緯は、自分が昔やっていた、子どもにやらせてみたい、観察していて得意そうだった、など、子どもに期待する結果もあるでしょうし、 他の家庭に誘われたから、近いから、などの環境要因もあるでしょう。

Dance – flexibility(柔軟性)、 musicality(音楽性)
Soccer –  agility(俊敏性)、 ball-controlling skill (ボールコントロールスキル)
Baseball – hand-eye coordination(視覚と手の協調性、ボールを投げた瞬間に対応姿勢をとれること)
Swimming (key words) – floating、 breathing、 coordinating with strokes、 endurance、 physical power (浮くこと、息継ぎ、ストロークの方法、持久力、体力)

我が家の6&5歳児もエントリーレベルながら様々なスポーツを経験させようという親の方針のもと、いろいろやってみています。
以前の記事(チビっ子トライアスロン体験)でも触れましたが、トライアスロンは素晴らしいコーチとの縁あってこれからも続けていけそうですし、本人たちもいろいろやってみたいといいます。
もちろん、時間とお金、送迎の都合など、クリアしなければならない条件を満たした上で、の話ですが。

写真1

日本との大きな違いとして、チームスポーツはシーズンごとに(秋、冬、春)完結します。中学校や高校の部活動でさえ、シーズンごとのエントリーです。
例えば、秋にフットボール、冬にバスケットボール、春に陸上競技をすると聞いても普通なわけです。ベースボールのスター選手がバスケットボールでも大活躍したという話は、アメリカではよく聞くことですね。

良いところはいろいろな競技を楽しめるところ、悪いところは日本のように一つに集中して技を磨けないところでしょうか。

また、シーズンのファイナル戦やリーグ戦が開催されたりして、メリハリがあるところも特筆に値します。
また、球技の試合ともなると、両親だけでなく、友人・親戚一同勢ぞろいして、応援しするのもアメリカならではの光景と言えます。

写真2

歓声や応援では、観客皆声も張り裂けんばかりに…

Way to go!! (その調子!)
“Go (name) !!” (e.g., buddy(男の子のこと)、Bucks(我らがOSU, Ohio State Univ. Buckyesの略称) (イケイケ〜!)
You can do it!  (できたね!)
Awesome throw/catch/run/watch/pass !!  (すばしい__だ!)
Score!! (できた! —実際の点を取っていなくても、良いパフォーマンスに対して)
You did it !  (やったね!)
Keep going ! (その調子!)

などなど。。。皆さん熱い、熱い。

親目線では、とにかく褒賞(Rewards)が多い! モチベーションを上げるためでしょうけど、過剰なほどの物品による褒賞。。。トロフィーやメダル、写真、お菓子、シーズンエンドパーティ(season end party)、などなど。置き場に困るし、子どもが根拠なく鼻高々になりすぎやしないかと、純日本人的考えを持ってしまうのは私だけなのか??これら全て、参加賞です!

写真3

写真1のメダルもいわゆる参加賞(完走賞)ですしね。

エントリーレベルでは、とにかく楽しむこと、そのスポーツを好きになってもらうことに重点が置かれているようです。スキルアップはもちろんのことですが、コーチたちに「子供たちに何を求めているか」を質問すると、必ず返ってくる言葉が、

Coach-ability – コーチングしやすいかどうか

これは造語だと思われるのですが、なるほど、と思います! どんなにスキルがあっても、コーチの話を聞かないのでは成長も前進もできませんね。ましてや球技はコーチが絶対的権威を持ちます。

ちなみに、水泳やダンス、空手など、シーズンがない競技も、とにかくレースやテストなど、練習そのものと同じくらい実力チェックの機会がある気がします。
それらを、例えば

Monthly check up skill check
Evaluation
Ability assessment

と称しています。勝負の世界は厳しいですね。

さて、うちのやんちゃ坊主たちが今までエントリーしてみたのは、サッカー、テニス、バスケットボール、フラッグフットボール、ドッジボール、などなど。注意散漫なところがあり、Coachabilityに疑問は残るものの、よい経験にはなっている模様。一つに集中せずいかがなものか、とも思われそうですが・・・来シーズンはそれぞれ、長男はバスケットボール、次男はジムナスティックス(体操)に挑戦します。

どうなることやら!

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池田 真依子

池田 真依子

アメリカ広報担当Q-Leap
全米・カリフォルニア州認定スクールサイコロジスト、通訳・翻訳者。 筑波大学大学院教育研究科・臨床教育学修士(MS)、米国サンディエゴ州立大学大学院カウンセリング学科学校心理学プログラム修了(MA & EdS)。日本にて小中学校職員及びカウンセラー、大学カウンセリングチームメンバーとして勤務。カリフォルニア州にて自閉症児への行動セラピスト、特別支援学級職員として勤務。学校心理学関係の研究員、特別講師を兼務しつつ現職。

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