Interview


受講生インタビュー

ミスコン世界3位・大能彩さんの英語力養成術 – 世界で通用する実践英語を磨く方法


モデル
大能 彩

Profile

アウラインターナショナル社 メインモデル兼オフィシャル製品スピーカー。2019 Miss Japan 岐阜大会でグランプリを受賞、日本大会では 6 位タイに選ばれる。2021 Japan Women’s Collection 東海大会で愛知グランプリ受賞、また日本大会ではヤング部門 (20 代) での受賞が難しいとされているなか、総合グランプリを受賞した。それを機に2023年にカンボジアで開催されたMiss Planet Internationalに日本代表として出場し、世界3位に選出された。コンテスト受賞だけでなく、CM、雑誌、モデル、映画出演などマルチに活躍。また、ウォーキング講師としてミスコンテスト・ミセスコンテストの指導など活動の幅を広げている。

レッスンを始める前は、英語に対してどのようなイメージを持っていましたか?

大能:苦手意識が強く、まったく話せませんでした。学生時代は成績もあまり良くなくて、「英語=苦手」というイメージがありました。

Q-Leapの英語レッスンを始めようと思った理由はどんなものだったのでしょうか?

大能:1つは、海外の展示会などで通訳をつけずに自社の商品の良さを伝えられるようになりたかったからです。会社ではコロナ前より海外で展示会があり、実際私も行く予定になっていたのですが、コロナ禍のために行けなくなってしまいました。ですが、その間に、ある程度英語を話せるようになっておき、今後、商品のプレゼンなども英語でできるようになりたいと思いました。

もう1つのきっかけは、(ビューティーコンテストの)世界大会です。Japan Women’s Collection 2021の日本大会出場が決まっていたのですが、その先の世界大会に行ける候補者が、日本大会のグランプリに選ばれるだろうと思ったのです。スピーチの最後に英語でひとこと自分の思いを伝えたいと思い、発音などをご指導いただきました。その後、Japan Women’s Collection 2021で総合グランプリを受賞し、世界大会に進むことになったので、確実に英語が必要になると思い、学習を継続することにしました。

それから今日まで、熱心に取り組んで頑張っておられますよね。1週間のうちどのくらい英語学習にあてていますか?

大能:時期にもよりますが、平均すると1日30分から1時間は勉強しています。ディクテーション課題(*)にとても時間がかかり、宿題をするのに1日3時間かかったり、逆に何もやらない日もあったりします。今年のミスコンテスト世界大会に出場する前は、スピーチ用の文章を書いたり、できた原稿をインプットしてしゃべる練習をお風呂の中でもやっていました。その頃はふだんより1日あたり30分は多く勉強していたと思います。

(*)ディクテーション課題
音声を聞いて英文を書き取りするタスク。Q-Leapではリスニング力を向上させるための課題として、一定量の英文を聞き取り、和訳を書き出す宿題を毎週出しています。

上手に時間を使って学習を継続していらっしゃるのですね。実感されている効果はありますか?

大能:明らかにリスニング力が上がっていると実感しています。もともと英語が全然聞きとれなかったのですが、今年の世界大会(カンボジアで開催されたミスコンテスト世界大会)に出場したとき、周りの人が言っている言葉がある程度耳に入ってきて、まったく理解できない状態というのがありませんでした。

スピーキングのほうも、もともと全然しゃべれなくて、単語も知らないし、そもそも何を話していいのかわからない状態でした。それが世界大会では、自分の言いたかったことが、完璧でなかったとしても、知っている単語を駆使して何とか伝えることができるようになりました。これは成長だったと感じています。

知識が運用につながったのですね!

大能:世界大会で舞台上のスピーチを聞いた副社長が、私の発音が日本語英語の発音ではないと褒めてくれたのです。他の人からも発音を褒めてもらうようになりました。Q-Leapのレッスンで、英語の発音がカタカナと違うことをたくさん教えてもらい、学校では教えてくれないような発音――たとえば単語の最後のRと次の単語のofがつながると、「rov」のように音が変わるなど――そういうルールを細かく教わったおかげです。

以前は本当に聞き取れなかったディクテーションが、最近はある程度つながっている言葉でも聞き取れるようになりました。レッスンで発声するようになったから、聞き取れるようになったのだと実感しています。

レッスンでは、ディクテーションのほかにも英語日記の提出、単語テスト、文法、スピーチなどさまざまなメニューをこなしていただいています。いちばん苦労したのはどれですか?

大能:いちばん大変だったのは、やはりリスニング練習のためのディクテーション課題ですね。はじめの頃は何を言っているのかわからず何度も音声を再生していたので、宿題を終わらせるのに時間がかかって苦労しました。ですが、今から思うと、躓いていた分だけ聞き取りの力が伸びたのだと思います。

語彙や文法などの知識が増えたことで聞ける部分が多くなったり、全部聞き取れなくても想像力がはたらくようになってきたのかもしれないですね。

大能:それはあると思います。文法については、苦手感はそれほどありませんでした。中学1、2年で習った内容は頭に残っていたので手こずらずに済みました。have been、had beenなどの複雑な完了形は、昔の記憶を掘り起こす感じでしたが(笑)、苦手というほどではありませんでした。

彩さんは今年の春、カンボジアで行われたページェント(ビューティーコンテスト)の世界大会に出場し、見事Second Runner-up(第3位)を受賞されました。実際に英語を使用する環境に身を置いたわけですが、勉強が役立ったこと、逆に英語で困ったことなどありましたらお話しください。

大能:役に立ったことが2つあります。

1つは普段の会話の中でスタッフや他の出場者とコミュニケーションがとれたことです。何を言っているのか全くわからないということがなく、だいたいの内容を理解することができました。そして「間違ってもいいから話す」ということを練習してきたので、とにかく何かしゃべらなければならない場面であっても、会話が成立していました。

もう1つは、ページェントでのスピーチです。ページェントでは、社会問題、環境問題、女性の地位、自分の5年後の夢などについて、ステージ上でスピーチしたり、質疑応答で話さなければなりません。日本語でも表現するのが難しいことを英語で話すことができたのは、レッスンで準備をしたおかげです。レッスンではたくさんの質問を想定し、スピーチの練習をしました。本番のステージで使わなかったトピックも、大会後メディアに英語でインタビューを受けたときに回答として使うことができたのです。ページェント特有の質問対策はとても助かりました。

困ったことは、大会が行われたカンボジアに到着したあと、ネイティブでない人の英語の聞き取りに慣れるのに、時間がかかったことです。レッスンでは先生やネイティブの発音ばかり聞いていたからだと思われます。大会ではカンボジア系中国人の人や他の国の人がいたのですが、それぞれのアクセントが、知っている単語であるはずなのに、初日はなかなか聞き取れませんでした。その中で、ブラジル人のメンターの英語がクリアだったため、聞き取ることができたのです。その時に、「聞けない」という不安から「多分聞ける」というマインドに代わり、徐々に聞き取りができるようになりました。

現地に到着して4、5日間は自分から英語を話すことができませんでした。それでもずっと皆さんと一緒に過ごしているうちに、外国人と過ごしているのではなく、日本にいるのと同じように、コンテストに出場しているんだという意識に変わっていきました。コンテスト終了後、トップ7としばらく共同生活をしたのですが、さらに自分から話をすることができるようになりました。このように滞在中は、段階的に英語がよく使えるようになりました。もし1ヶ月いれば、さらに伸びていくだろうと感じました。

ご経験されたことを踏まえて、今後、国際的なページェントへの出場を目指す方々へのアドバイスはありますか?

大能:大会前に日本でスピーチや質疑応答の準備をしっかりしておくことが大切だと思います。もちろん、大会会場に着いてからの生活も審査対象に入っているので、スタッフやコンテスタントたちと円滑にコミュニケーションをとれることも大事です。ですが、実際は周りの皆さんに助けてもらえますし、こちらが英語のネイティブでないとわかると、下手な英語でも頑張って聞いてくれます。やさしいシンプルな言葉を使いゆっくりと話してくれるのです。ですから、現地でのコミュニケーションの心配はあまりいらないので、それよりも、行く前のスピーチや質疑応答への準備を大事にした方がいいと思います。私の場合は、想定される質問へ自分だったらどう答えるのか、しっかり英語で練習したことが、とても生きたと感じました。

大会が終わってから現地で取材を受ける機会がありました。スピーチの事前準備として15本ほどのトピックを用意し練習していましたが、もちろん実際に用意していた質問ばかりではありませんでした。しかし様々な質問や質問のされ方に対して回答する練習もしていたので、咄嗟のインタビューでも対応することができました。日本でこのようなスピーチや質疑応答の事前準備をしっかりやっておけば、大会に入ってからあまり不安なく過ごせると思います。

着実にステップアップしつつある英語を、今後はどう生かしていきたいですか?

大能:今後、コロナ禍が明けて、海外での展示会などの仕事が増えてくるかと考えています。そのような場で、弊社の製品の良さを英語で伝えられたらと思います。また、海外で過ごすのに困らないように、さらに英語をブラッシュアップしていきたいです。

彩さんご自身のキャリアや活動で目標とされていることがありましたら、お聞かせください。

大能:はじめは世界大会に行けると思えなかったけれど、行くことができました。徐々に自分の夢だったことが叶ってきているのですが、今は、モデルとしてもっと活躍していきたいという気持ちがあります。国内で、そして機会があれば海外でも活躍していきたいです。パリコレやミラノコレクションに出るには、身長的に素材として厳しいことはあると思いますが、もし機会に恵まれたときに、英語ができないせいで夢を諦めるということはしたくありません。どんなオファーがきても受け入れられるように、英語力のほかに、健康管理や体形管理に努めて、常に準備できている状態でいるというのが、目標です。

努力家の彩さんの、ますますのご活躍を応援しております!本日はありがとうございました。