Q-Leap 社名の由来


なぜQ-Leapか
あけましておめでとうございます。
皆様にとって2018年が実りある大躍進の年になりますよう祈念しております。
長らく書くのをさぼっていたブログですが、2018年からは月に最低2回はアップしていく予定です。さまざま英語に関すること(もしかしたらそれ以外も)について書くつもりですが、最初は少しQ-Leapについて皆さんに知っていただこうと思います。まずは弊社の名前がどうしてQ-Leapなのか、ということについて書いてみます。
会社を作るとき、真っ先に考えなくてはならないのが社名です。
2014年春、会社を作ろうと決めた時に最初に頭に浮かんでこれしかない! と思ったのは実はQuantum Leapという名前でした。OALD英英辞典ではquantum leap = a sudden, great and important change, improvement or development、 日本語では「飛躍的進歩」という意味になります。quantum jumpという言い方もできます。
日本の英語学習者の皆さんの飛躍的進歩をサポートできるサービスを提供したい、ビジネス現場のニーズと英語教授法の理論と自分たちのリアルな海外でのビジネス経験を結び付けたい、というのが理由でした。
でもクオンタムリープという会社名はすでに元ソニーの出井伸之さんがご自身の会社名として使われていました。他に良い名前はないか、といろいろ考えてみましたがやはりquantum leapという言葉の持つ意味と響きに勝るものは無く、どうしても会社のコンセプトとして入れたかったのです。
あれこれ考えているうちに、「そうだ、もっと多くの意味を持たせてQ-Leapとしたらどうかしら」というアイディアが浮かびました。私はアルファベットで最も好きな文字がQです。なぜかというと完璧な輪ではなくなんだか尻尾がちょろりと出ているところが好きなんです。悪魔の尻尾か子犬の尻尾かはわかりませんが。。。その対称性があるようでないところ、完璧ではなく「ゆらぎ」があるQという文字に幾何かの自由を感じてしまうのかもしれません。実際、Q-Leapというプラットフォームを作ったからにはそれを使って様々なことができる自由、というものをパートナーの愛場も私も大事にしようと思っていました。二人ともQ-Leapの講師+会社経営者、という立場の他にも個人事業主としての部分も併せて維持しながら自分たちの個別の活動を続けています。
Qで始まる言葉は好きなものばかりです。その中でも、Quality(質)、Quantity (量)、Quintessence(本質)を英語学習のエッセンスとして社名のQにかけようということになりました。表立ったリストには入れていませんが、Questionする力、もとても重要です。さらに Queen (大好きなロックバンド名でもあるし、何よりパートナーの愛場と私は女性=Queenである)です。そんなたくさんのQを全部社名にかけてQ-Leapとしよう、と決めました。
英語学習者の皆さんにはQuality+Quantity+Quintessenceの入ったレッスンと自己学習を通して力をつけていただき、その結果としてQuantum Leapがある、というのが私たちが大事にしているティーチングの根幹です。
HPにアップした新しい会社紹介の動画の中でも
Quality + Quantity + Quintessence = Quantum Leap
「質」 + 「量」 + 「英語の本質」= 飛躍的進歩
がメッセージです。
「どうやったら英語が上手になりますか」という質問を受けることがとても多いです。私の答えには何のマジックもありませんが、
「質の高い正しい学習」を「量多く」こなし、「英語を英語として」学ぶことが大事です、といつもお伝えしています。
「英語を英語として」という意味は「英語をコミュニケーションのミディアムとして選ぶのであれば、英語のプロトコルを守りましょう。つまり、発音、イントネーション、文法、表現、ロジック、声の大きさ、アイコンタクト、その他、日本語からの代用品ではなくて、英語を英語として学びましょう。」ということです。
皆さんも英語学習を計画する際には様々なQを意識してみてくださいね。
*デザイナーでレタリングのプロの桑名さんがQ-LeapのためにありとあらゆるQを集めて作ってくださったマグカップ。やっぱりQの文字は可愛い。
著者について

浅場 眞紀子
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