相手を必ず味方につける英会話のロジック
愛場 吉子(著), アーサー・ウィン(著)
アルク
ビジネスの場では、相手と信頼関係をうまく築けるかどうかが大きな鍵になります。つまり、「文法的に正しい英語を運用できるどうか」も重要ですが、「TPOをわきまえ、いかに適切なニュアンスの表現で意図を誤解なく伝えるか」が非常に重要になるのです。
本書では、信頼される英語の話し方を豊富な例と演習問題を通じてに身に付ける構成を取っています。伝え方を変えれば、ビジネス英語は必ずうまくいきます。
本書はビジネス英語の2大ルールに基づいて「相手を味方につけ動かす」英会話力の養成を目指します。
1. 英語の論理で伝える
以心伝心の日本語と違い、英語はあいまいに言っても伝わらない文化圏の言語。ただし、伝え方にはルールがあります。
本書では、ビジネスで特に必要な7つ(問い合わせ/依頼/提案/断り/謝罪/苦情/反対)に絞り、英語らしい伝え方について集中的に学習します。
2. 英語の敬語(丁寧度4レベル)
英語に丁寧表現がない、というのは誤った認識。英語でも、もちろん状況に応じて丁寧度のレベルを使い分けます。その使い分けの判断の指針を、「話題の重要度」×「相手との人間関係」の観点からひも解きます。
7つの言語機能には練習用に様々な実践ケースを用意しています。解答例も参考にしながら、一つ上のレベルの会話力を身につけましょう!